実習棟の裏畑〜向上〜
- 2013/09/28
- 19:04
カテゴリ⇒歩こう会伝説
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風が少し冷たくなり、秋の訪れを澄んだ空が感じさせるある日。

ヒマダたちが通う高校の創立100周年記念式典が催されることになった。
『すごいな〜』
『なにが凄いって、100年目まで数えていたことよね』
そんな少しだけずれた会話をしながら体育館へ向かう。
『てゆーかさ、うちらも畑作ったりしてんだから喋らしてほしいよね』
『そうよね!!絶対100年の歴史の中でも学校に畑作った生徒なんていないよね』
式典は当たり前だがふざけたりせず、粛々と進められた。
校歌斉唱、校長先生挨拶。
そして、卒業生代表挨拶の時である。
出てきたのは笑顔が朗らかなおじいちゃん。
『私たちが在校していた頃は、まだ戦争が終わったばかりで。。。
運動場は一面イモ畑でした。』
な!

な!

なにぃ〜〜〜〜〜!

正直【イモ畑を作った = 伝説を作った】だと思っていたことを私たち歩こう会は恥じなければならない。
私たちが作った片隅のイモ畑とはスケールが桁違い。
上には上が。現状に満足しないこと。をヒマダはこの時痛感した。
『一面のイモ畑を背にして、勉学に勤しんだものですが、、、』先輩のおじいちゃんはニコニコとスピーチを続ける中、ヒマダは振り返ってタンスイ部長を見た。
歴史あり。
先輩方の凄さと、100年という重みを実感した素晴らしい式典だった。
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風が少し冷たくなり、秋の訪れを澄んだ空が感じさせるある日。

ヒマダたちが通う高校の創立100周年記念式典が催されることになった。
『すごいな〜』
『なにが凄いって、100年目まで数えていたことよね』
そんな少しだけずれた会話をしながら体育館へ向かう。
『てゆーかさ、うちらも畑作ったりしてんだから喋らしてほしいよね』
『そうよね!!絶対100年の歴史の中でも学校に畑作った生徒なんていないよね』
式典は当たり前だがふざけたりせず、粛々と進められた。
校歌斉唱、校長先生挨拶。
そして、卒業生代表挨拶の時である。
出てきたのは笑顔が朗らかなおじいちゃん。
『私たちが在校していた頃は、まだ戦争が終わったばかりで。。。
運動場は一面イモ畑でした。』
な!

な!

なにぃ〜〜〜〜〜!

正直【イモ畑を作った = 伝説を作った】だと思っていたことを私たち歩こう会は恥じなければならない。
私たちが作った片隅のイモ畑とはスケールが桁違い。
上には上が。現状に満足しないこと。をヒマダはこの時痛感した。
『一面のイモ畑を背にして、勉学に勤しんだものですが、、、』先輩のおじいちゃんはニコニコとスピーチを続ける中、ヒマダは振り返ってタンスイ部長を見た。
歴史あり。
先輩方の凄さと、100年という重みを実感した素晴らしい式典だった。
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